広告運用って具体的にどんなスキルが必要なのか分かりにくいと感じていませんか?
ボク自身、スクールで広告運用を勉強したものの、実務で必要になるまで知らなかったスキルもありました。
そこでこの記事では、
- 広告運用にはどんなスキルが必要?
- 広告運用スキルを身につけるメリットってある?
といった疑問に対し、現役広告運用コンサルのそらがお答えしていきます。
- 高卒
- 元自衛隊(6年3ヶ月勤務)
- Webマーケティング歴:1年4ヶ月(広告運用コンサル)
具体的には、以下の順番で重要なポイントに絞ってお伝えしていきます。
- 広告運用コンサルに必要なスキル
- 広告運用スキルを身につける方法
- 広告運用スキルを学ぶメリット
- 広告運用スキルを高めるには実務が1番
広告運用スキルを身につける方法やメリットも分かるので、ぜひご一読ください。
もくじ
広告運用に必要なスキル
広告運用で必要なスキルは主に3つです。
- Webマーケティングの基礎が分かる
- 広告媒体を理解している
- 効果を分析し、改善できる
以下の項目で詳しく書いていきます。
Webマーケティングの基礎が分かる
マーケティングとは「営業をかけなくてもモノが売れる仕組みを作ること」と言われており、そのためにはモノが売れない原因を明確にし、適切な施策を実行できるスキルが必要です。
広告運用でも同様に「どの広告媒体で、どのような施策を行うか」を考えられる必要があります。
少し専門的ですが、AISAS(アイサス)という考え方を用いて例を紹介しますね。
AISAS(アイサス)・・・ユーザーがモノやサービスを購入するまでの意思決定を表した考え方。
商品を知る。
商品に興味をもつ。
商品について調べる。また他の類似商品と比較する。
商品を購入する。
商品の感想をシェア、拡散する。
例えば商品の売れ行きが悪いという場合、そもそも商品が知られていない(Attentionの段階)のであれば、商品を知ってもらうために
- 画像で商材の見た目やメリットを分かりやすく伝える
- シェアしてくれたことに特典を付ける
といった施策が必要です。
またサイトには十分な訪問があり、ショッピングカートにも入れているけど、購入率が悪いという場合(Actionの段階)は
- 購入ボタンをクリックしてもらいやすい位置にする
- 購入フォームを改善する
という施策を考えられます。
このように、AISASのどこの段階で問題があるのかを明確にして、適切な施策を実行できるスキルが必要です。
広告媒体の理解
Web広告の媒体は主に5つあります。
- Yahoo
- Facebook/Instagram
- LINE
これらの広告媒体は、ユーザー層ごとの違いもあるため、使い方や広告媒体の特徴についての勉強が必要です。
例えば、Instagramでは女性ユーザーが、Twitterでは男性ユーザーが多い。というように、性別や年齢層によっても違いがあります。
Webマーケティングの基礎で紹介したように、目的に合った広告媒体を選ぶためにも媒体の理解は必要です。
また広告媒体ごとに微妙に違うのが、画像サイズや文字数の制限。
とはいえ、画像サイズや文字数の制限、使い方については、学ぶうちに調べて身についてきますし大枠は同じです。
一気にすべてを知る必要はないので、まずは広告媒体を1つ選んで勉強してみてください。
ちなみに、最初にWeb広告を勉強するなら、広告媒体はGoogle広告がオススメです。
最もよく使われている広告媒体ですし、分からないことも調べると大体解決できます。
分析・改善スキル
広告運用において大切なのは、「効果が良かったのか、悪かったのか」を分析し、改善をしていくことです。
Web広告では、行った施策が数値に反映されるということに強みがあります。
強みを活かすためにも、分析スキルは必要です。
とはいえ、難しく考える必要はありません。
効果が良かったのであれば、どこの数値が良かったのか、なぜ数値が良かったのかを深堀りして考えれば良いからです。
ボクも最初の頃のレポートは分析とは言えないレベルでしたが、分析に慣れてくると、改善ポイントがどこにあるかも分かるようになります。
分析力を付けるには、普段から
- なぜ?
- どうして?
- 本当?
と子どものように自分に問いかけてみるのがいいですね。
広告運用スキルを身につける方法

ボク自身は広告運用スキルをスクールで身につけましたが、独学でも勉強は可能です。
以下の項目からは、独学で勉強する方法と広告運用を学べるスクールを紹介していきます。
独学で広告運用スキルを身につける方法
広告運用を独学で勉強する場合、以下の3種類の方法があります。
- 動画を活用
- Googleスキルショップで勉強
- リスティング広告のやさしい教科書を読む
広告運用を学べる動画サイト
動画で広告運用を学べるサイトには「ジッセン」と「デジマナ」があります。
どちらも月に5000円ほどかかりますが、学べる内容はほとんど変わりない印象です。
ボクはスクールではジッセン、職場の教材ではデジマナを使いましたが、ジッセンの方が操作性が良くて見やすいと感じました。
またジッセンでは無料で見れる動画もありますし、広告運用以外にも、SNSやSEO、Youtubeを使ったマーケティングについても勉強できます。
Googleスキルショップ
Googleスキルショップは、Google公式のe-ラーニングです。
Google広告について学ぶことができ、Googleスキルショップで受けられる認定試験に合格すると、履歴書にも書ける資格を取得できます。
転職のときにもアピールできるので、取得を目標に勉強してみても良いですね。
リスティング広告のやさしい教科書を読む
リスティング広告のやさしい教科書は、名前のとおり初心者へ向けてやさしく書かれています。
スクールで教えてもらって購入したのですが、広告運用を学ぶにはとても良い本です。
広告運用の始め方から分析・改善まで丁寧に説明されているため、とても勉強になります。
広告運用を学べるスクール
広告運用を学べるスクールは、4つあります。
スクールで学ぶにはお金がかかります。
とはいえ、
- 体系的に学べる
- 分からないことはすぐに質問できる
- スクールによっては転職保証もついている
ので、早めにWeb業界へ転職したいと考えている場合には活用してみても良いのかなと。
ボク自身は、高卒未経験ながらもWeb広告代理店へ転職できたのはスクールで学んだ実績があるかなと感じています。
スクールの詳細については、『広告運用を学べるオススメWebマーケティングスクール4選!転職保証付きのスクールも!』で紹介をしていますので、参考にしてみてください。

広告運用スキルを学ぶメリット
ボク自身は広告運用歴はスクール期間を含めて1年4ヶ月ほどです。
Web業界へ転職したいという想いがあり広告運用を学んだのですが、結果的に学んで良かったと感じているので、その理由を簡単に紹介していきます。
広告運用ができると市場価値が上がる
広告運用に限らずWebマーケティング業界全体に言えることですが、Webマーケティングスキルを持っていると市場価値が高まります。
理由としては、日本で使われている広告費がテレビからWeb広告へと移ってきており、需要が高まっているからです。
アメリカでは2017年にWeb広告費がテレビ広告費を上回り、2019年に日本でも同様の報告が電通から発表されました。
しかしWeb広告費は増えても、Web広告を扱える人材が不足しているため、市場価値は高まっています。
ボクも24歳で未経験から転職したのですが、お給料は30万円ほどいただいていました。(@_@;)
広告運用スキルを身につけたら副業も可能
個人でも仕事内容自体は一緒なので、1人で案件を回せるほどにスキルを身に付けたら副業で収入を得ることもできます。
また、広告運用で学んだWebマーケティングの知識を活かせるのが、他のWeb系スキルです。
Web制作ができると、制作から広告運用まで一気通貫で請け負うことも。
またマーケティングの知識をもとに、発信系スキルでも活かすこともでき、このブログも広告運用で学んだことを活かして発信しています。
広告運用での副業に関しては『広告運用で副業する方法を初心者向けに解説!』で紹介していますので、参考にしてみてください。

広告運用スキルをつけたら在宅で働ける
広告運用スキルを身につけると、どこでも場所を選ばずに働けます。
なぜなら、パソコン1台で仕事が完結できるから。
究極的には旅をしながら仕事をすることも可能です。
広告運用スキルを高めるには実務経験を積むのが1番
広告運用スキルは高めれば高めるほどに市場価値も高くなります。
そして、もっともスキルを高められるのは実務。
収入を上げていきたい、市場価値を高めたいという場合には、スキルを身に付けて広告運用へ転職することもオススメします。
未経験から広告運用コンサルへの転職については、『広告運用コンサルへの転職は未経験でも大丈夫!実例をもとに解説します』で紹介しています。

まとめ
ここまで、以下の項目についてお話ししてきました。
- 広告運用コンサルに必要なスキル
- 広告運用スキルを身につける方法
- 広告運用スキルを学ぶメリット
- 広告運用スキルを高めるには実務が1番
広告運用スキルは、これからの時代を自由に生きていくために必要かつコスパの高いスキルと感じています。
この記事を読んで、広告運用に興味を持っていただけたら、少しでも広告運用に触れてみてください。
違った景色が見えてくるかもしれません(#^^#)
ここまでお読みいただきありがとうございました。