【なんにでもなれる】自衛隊から目指せる転職先を元3等陸曹が紹介!

「自衛隊からの転職を考えているけど、退職した人はどんな仕事をしてるの?」
「民間で活かせる自衛隊のスキルは多くないし、仕事なんて選べないんじゃない?」

という疑問をお持ちではありませんか?

この記事では、元3等陸曹のボクが自衛隊から実際に転職した経験をもとに

  • 転職できた職種の紹介
  • 転職をする前に考えること
  • 転職に必要な準備&気を付けること

についてご紹介していきます。

14の職種を経験してきたからこそお伝えできる内容ですので、自衛隊からの転職を考えている方はぜひご一読ください。

基本的にはどんな仕事へも転職できる

自衛隊以外のスキルがないからと言って、転職できない仕事は基本的にはありません

もちろん医師や弁護士、看護師といった特別な資格が必要な職業については、資格を取得するために学校で学んだり試験を受けたりする必要はあります。

しかし、転職を考えている職業についての必要な知識やスキルを準備することができれば、難易度や転職までの期間に違いはあっても転職すること自体は可能です。

ボク自身の実体験としては、下記の仕事に就くことができました。

自衛隊を退職後、実際に経験した仕事
  • 不動産賃貸仲介営業
  • 引っ越し
  • EC運営(ネット通販)
  • パン屋
  • パチンコ店員
  • イタリアン(キッチンスタッフ・フロアスタッフ)
  • ホテルスタッフ
  • そば屋(フロアスタッフ)
  • キャバクラ黒服(フロアスタッフ)
  • レンタル彼氏
  • 経理事務
  • フロントエンジニア(Webサイト制作)
  • ITエンジニア(運用保守)
  • Web広告運用コンサル

自衛隊からでも転職が可能であるということを感じていただけたでしょうか?

ここまでの時点で転職への可能性を感じていただけていたら嬉しいです。

とはいえ、大事なのはここから。

転職ができる可能性を感じられたからいますぐにでも自衛隊を辞めよう!と考えるのはおすすめしません

なぜかというと、やりたいことが定まっていない状態で就職できたとしても転職を繰り返す可能性があるからです。

一般的に、転職回数の多い人に対する印象はあまり良くないですし、転職エージェントの方に渋い顔をされることもあります。

ボク自身は様々な職業を経験をさせていただけたので後悔はしていませんが、やりたいことを見つける方法として手当たり次第に転職するのは非効率と感じる点もありました。

そのため、仕事の目的や働き方の方向性については、自衛隊を辞める前にある程度定めておくべきだったと考えています。

詳しくは次の項目で説明していきますね。

自衛隊から転職する前に本当にやりたいことを見つけよう

せっかく仕事を変えるのであればイキイキと働きたいですよね。

そのためには「好きなこと」「得意なこと」「大事にしていること(価値観)」を掛け合わせた仕事や環境について考えることが重要になります。

先に紹介しておくと「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」がとても参考になります。

これまで「7つの習慣」や「ストレングスファインダー」などの自己分析ができる本を読んできましたが「本当にやりたいことの見つけ方」は非常に丁寧かつワークも充実しているためオススメです。

好きなこと×得意なことでやりたいことを見つける

「好きなこと」と「得意なこと」を洗い出し、掛け合わせることでやりたいことを見つけることができます。

ちなみに「好きなこと」と「得意なこと」というのは、下記のとおりです。

「 好きなこと」とは「自分の情熱がある分野」のこと

八木 仁平. 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド 

「得意なこと」とは「自然と人よりも上手くできて、やっていて苦なく心地よいこと」のこと

八木 仁平. 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド

これらを本の中での質問やワークを進めるなかで整理していくと、やりたいことを見つけることができます。

やりたいこと×大事なことで本当にやりたいことを見つける

やりたいことを見つけた状態でも方向性としては定まってきていますが、さらに大事なこと(価値観)を掛け合わせることで、本当にやりたいことが見つけられます。

「大事なこと」の例をあげると、下記のようなイメージです。

  • 素直に生きたい
  • 自由に生きたい

どんな環境・状態で仕事をしたいか、というように考えられますね。

好きで得意なことができていても、自分の時間を大切にしたいと考えている人にとっては、残業が多くて自分の時間が取れない働き方には不満があるでしょう。

一方、仕事が一番大切と考えている人にとっては残業が多い環境は絶好の職場にもなり得ます。

大事にしていることを意識できていないと「仕事がつまらない」「辛い」といった状態になり、最悪の場合は体調を崩して入院する可能性もあるため、価値観についても考えることは重要です。

本当にやりたいことを見つけたら行動するだけ

あなたの本当にやりたいことが定まってきたら、必要な知識やスキルを習得するために実際に行動に起こしていきましょう。

自衛隊でも多くのことを学ぶことができますが、民間企業で技術的に活かせることはごく一部。

目指す方向によっては新しいスキルや資格取得のために勉強する必要が出てくると思いますが「本当にやりたいこと」に近づいている過程であれば前のめりに取り組んでいけるかと思います。

一歩一歩、本当にやりたいことへ向けて行動していきましょう。

自衛隊からの転職を決めたら気を付けること

ボク自身が転職するうえで気にしていたこと、また転職後に気を付けておけばよかったことを最後に共有します。

学歴は気にしなくてOK

ボク自身の最終学歴が高卒のため、同級生が大卒のなかで不安を感じていました。

ただ、学歴については考えすぎていましたね。

民間でも高卒の人はいますし、逆に考えると高卒から働いている分、それだけ社会経験があると言えます。

自信をもって転職活動をしていきましょう。

お金には余裕をもっておこう

地元以外の場所で働く場合、貯金があると精神的に安定していられます。

転職前には自衛隊のように貯金をしやすい環境にいるうちに貯めておくこと、新たな職場に慣れるまではお金を使いすぎないことがオススメです。

ボクは一人暮らしに全力で投下したのですが、仕事が落ち着かないうちに貯金が底を尽きかけたことがあり、非常に怖い思いをしました。

実家が近ければ実家で過ごす、上京する場合などは生活費を抑えられるシェアハウスを活用するのも有効な手段だと考えています。

主体的な感覚を忘れずに

民間で生活するようになると、営利目的の副業もできますし、やりたいことには思い切り挑戦できます。

一方で、良くも悪くも自己責任になるため、あなた自身の意思、考えで行動することがより重要になってきます。

転職するからというだけでなく、社会人として主体的な感覚を持つことを忘れないようにしましょう。

転職せずに自衛隊で働きつづけることも1つの選択肢

本当にやりたいこと見つける過程で、転職しない方がよい。といった判断をする可能性は十分にあります。

転職を考えたものの、物事の捉え方や行動次第で変えられることもあるからです。

そうした時には、自衛隊のなかでやりたいことについて行動を起こしていってみてください!

まとめ【自衛隊からの転職先について】

この記事では以下のことについて紹介してきました。

  • 自衛隊からでも転職先は豊富にあること
  • 転職するときに考えること
  • 転職を決めたら気を付けること
  • 自衛隊で働き続けることも1つの選択肢

あなたが転職するうえでの希望が見えるとともに、素直に生きることに少しでも貢献できたら嬉しいです。

ボクと直接話してみたい、相談してみたいといった方は、自衛隊からの転職相談サービスを受け付けているので、お気軽にご連絡をください!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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