未経験からWebマーケティング業界への転職は、敷居が高いようなイメージを持たれています。
ボク自身もWebマーケターを目指して勉強している段階では不安がありました。
しかし、目指し方さえ分かっていれば、未経験からでもWebマーケターに転職することは十分に可能です。
そこでこの記事では、

- 未経験からWebマーケティング業界への転職は本当にできるの?
- Webマーケターになるための準備が分からない。。
といった疑問に対して、そら自身の体験をもとに、高卒未経験者がどうやってWebマーケティング業界へ転職したかをお答えしていきます。
- 高卒
- 元自衛隊
- Webマーケティング歴:1年3ヶ月(広告運用コンサル)
- ライターとしても活動中。
具体的には、以下のポイントについて紹介をしていきます。
- 転職前に知っておいてほしいWebマーケティング業界のこと
- 未経験からWebマーケティング業界へ転職するためにやったこと
- これからWebマーケティング業界へ転職するときに心がけること
- Webマーケティングスクールには通うべきか
未経験からWebマーケティング業界へ転職するために必要なことが分かるので、是非ご一読ください!
もくじ
転職をする前に知っておいてほしい「Webマーケティングとは」について
Webマーケティングとは、簡単に言うと『Web上で商品・サービスが売れる仕組みを作ること』です。
直接的にニーズを感じているユーザーだけでなく、潜在的なニーズを持つユーザーに対しても「どのような手段を用いたら商品・サービスについて気がついてもらい(認知してもらい)、購入まで導けるか」を考えます。
以下はWebマーケターと言われる人がどんな仕事をしているかの例です。
- Webサイト制作
- SEO(検索エンジン最適化)
- LPO(ランディングページ最適化)
- FEO(エントリーフォーム最適化)
- 広告運用
- SNS運用
- メルマガ運用
- データ分析
たくさんあるなと思ったかもしれませんが、すべて1人でこなすわけではありません。
職種ごとのプロフェッショナルになったり、業務を兼任したりするイメージです。
ボクのメインは広告運用コンサルですが、クライアントに対してWebサイトの改善提案もしたり、成果を改善するためにGoogleAnalyticsを活用して分析をしたりすることもあります。
未経験からWebマーケティング業界へ転職するためにやったこと

ここからは、Webマーケティング業界転職するためにボク自身が実際に行ったことについて紹介していきます。
といっても、ざっくり分けて大きく2つです。
- 基礎的なWeb広告運用スキルの習得
- 転職活動
それぞれ、もう少し詳しく書いていきますね。
基礎的なWeb広告運用スキルの習得
ボクの場合は、Web業界へ転職したいと考えていたところにたまたまスクールの紹介を受け、通うことを決めました。
全くの未経験からWeb業界へ転職活動するよりも、ある程度スキルを身に着けている方が採用されやすくなると思ったからです。
スクールでは4ヶ月弱をかけて、以下のようなことを学びました。
- Webマーケティングの基礎
- リスティング広告基礎
- アカウント設計
- タグ設定
- 分析
- レポート作成
これだけ見るとシンプルに感じるかもしれませんが、1つ1つの内容は非常に濃く、勉強量もけっこう多いです。
仕事をしながら勉強をしていたので、通勤時間や昼休み、土日はフル活用していましたね。
転職活動
通常の転職と同じように履歴書や職務経歴書は必須で、他には以下の3つ+αを準備することをオススメします。
- 転職エージェントの登録
- 質疑応答の回答作成
- アカウント構成シート(Google広告でターゲットとなるユーザーの情報や出稿する広告をまとめたエクセルシート)
- ポートフォリオサイトや模写したLP(Web制作スキルを持っている場合)
理由を説明していきます。
転職エージェントの登録
転職エージェントは面接対策や職務経歴書の添削などを手伝ってくれたり、あなたが気がついていないアピールポイントも教えてくれます。
ボクの場合は、面接する会社ごとに志望動機を少し変えていたので、その都度見てもらっていました。
志望動機の書き方については『Webマーケティング未経験者が志望動機で考えることは2つだけ【例文も紹介】』でも紹介しています。

結果的に、転職エージェントから紹介していただいたWeb広告代理店へ正社員で転職ができたのでとてもありがたみを感じています。
質疑応答の回答作成
いきあたりばったりで面接をすると、自分の良さを目一杯アピールできないことがあるので、想定できる質問に対しては回答を用意しておくとベストです。
質問の例はマイナビの『面接でよくある質問の回答50例』を参考にしてみると良いかと思います。
アカウント構成シート
広告運用で提案する際に使うもので、クライアントの目標達成に向けて作成したターゲティング情報や、広告文などをまとめたエクセルシートです。
フォーマットは代理店毎に違うかもしれませんが、どこの代理店でも使われています。
ターゲティングやアカウント設計についての理解を示せるため、ボクはスクールで作成したアカウント構成シートを面接で使っていました。
ポートフォリオサイトや模写したLP
Web制作スキル(HTML/CSS/JavaScript/PHPなど)もサイト改善の提案などで活かせるスキルです。
自分で制作したサイトや模写したLPがあればアピール材料として用意しておきましょう。
ノートパソコンを持って面接に臨むか、Googleドライブで共有リンクを送ったりすると良いかと思います。
未経験者がWebマーケティング業界へ転職するまえに心がけること

ここからは、ボク自身が未経験からWebマーケティング業界への転職を通じて大切だと感じたことをお伝えしていきます。
転職前に心がける大切なことは3つです。
- Webマーケティングを学ぶ理由を明確にする
- 自分から勉強する
- 学歴を気にしない
それぞれ解説していきます。
Webマーケティングを学ぶ理由を明確にする
この記事にたどり着いたということは、「Webマーケティング業界に興味があり転職を考えている」状態だと思います。
ではなぜ、Webマーケティングなのでしょうか?
- 〇〇したいから
- 〇〇できるようになるため
といった形で出てくると思います。
目的が明確になっているとモチベーションが高まりますし、あなたが次にとるべき行動も見えてくるので、ぜひ考えてみてください。
例として、ボクがWebマーケティングを学びたいと思った理由は3つでした。
- パソコン1台で場所を選ばずに働けるようになりたい
- 市場価値の高いスキルを身に付けたい(稼げるようになりたい)
- 副業や独立をしたい
まとめると「好きな場所で好きなときに働き、自由に生きたい」という感じですね。
どんな商材・サービスを作る、また売る場合でもマーケティングの考え方は活かせるため、Webマーケティングという道に進んで良かったと感じています。
自分から勉強する
Webマーケティング業界では自分から情報を取りに行く行動力が必要になります。
なぜなら、WebマーケティングもIT業界と同じで日々進化しているからです。
広告媒体がアップデートされることも多いため、ネットで情報を集めたり、本を読んで学ぶような姿勢が大切です。
転職活動をするときにも、「イチから教えて下さい」というよりは、「ここまで勉強してきています」という状態の方が有利になります。
自分から情報を取りに行き、学んでいるという姿勢が今後にも期待できるからです。
基礎を勉強する方法については『広告運用の基礎を学ぶには?オススメの動画学習サイトや勉強方法を紹介!』の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

学歴を気にしない
学歴にコンプレックスを持っている場合があるかもしれませんが、Webマーケティング業界への転職に学歴は関係ありません。
学歴よりも、Webマーケティング業界で働きたいという強い気持ちや自分から行動できることが大切だからです。
高卒未経験のボク自身、自分から情報を取りに行く姿勢や行動力を評価されて転職することができました。(後日、社長に採用していただいた理由を教えてもらいました)
根性論に聞こえるかもしれませんが、コンプレックスを上回る熱量を持って行動していきましょう。
Webマーケティングスクールには通うべき?

広告運用コンサルを目指すのであれば活用することをオススメします。
スクールであれば体系的に学ぶことができるため、効率よく学習も進められるからです。
また最新の情報を教えてくれる環境に身を置くことができますし、プロの話を直接聞くこともできます。
スクールを使わずに転職できた人も知っていますが、前職でWeb系の企業で働いていて、さらに社員の紹介というレアケースでした。
ある程度知識がある場合や、Webマーケティング業界で働く知り合いがいる場合は試してみてもいいかもしれません。
しかし、どこから手を付けてよいかわからない場合や、早く転職したいと考えている場合はスクールを活用するのが最短ルートです。
『広告運用を学べるオススメWebマーケティングスクール4選!転職保証付きのスクールも!』では広告運用を学べるマーケティングスクールを紹介しているので、参考にしてみてください。

まとめ
ここまで、以下のことについてお話してきました。
- 転職前に知っておいてほしいWebマーケティング業界のこと
- 未経験からWebマーケティング業界へ転職するためにやったこと
- これからWebマーケティング業界へ転職するときに心がけること
- Webマーケティングスクールには通うべきか
未経験からWebマーケティング業界に入るのは、簡単ではないかもしれませんが不可能ではありません。
ボクも不安を感じていた時期はありましたが、行動したおかげで収入も上がり、自分の目指す道へ近づいている感覚があります。
この記事を読むことで、可能性だらけのWebマーケティング業界に興味を持っていただけたら嬉しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。