Webマーケティングを勉強したいならブログがオススメ!
このように言われていて、ボクも半分賛成です。
なぜ”半分”なのかというと、ブログを書くことだけがWebマーケティングを学ぶうえで、常に最適解ではないと考えられるからです。
そこでこの記事では、
- Webマーケティングの独学ってどうやるの?
- ブログやるだけでWebマーケティング業界に転職できる。。?
といった疑問に対して、ブログで挫折しつつも未経験からWebマーケティング業界へ転職したそらがお答えしていきます。
具体的には以下のポイントについてお話していきます。
- Webマーケティングとは
- 目的別のWebマーケティングの独学方法
- 独学だけでWebマーケティング業界に転職できるのか
この記事を読むことで、目的にあわせた独学の方法を知ることができますし、転職につながるのか?といった疑問も解決できるので、ぜひご一読ください!
もくじ
最初に知っておきたい、Webマーケティングとは?
Webマーケティングとは、簡単に言うと『Web上で商品・サービスが売れる仕組みを作ること』です。
直接的にニーズを感じているユーザーだけでなく、潜在的なニーズを持つユーザーに対しても「どのような手段を用いたら商品・サービスについて気がついてもらい(認知してもらい)、購入まで導けるか」を考えます。
以下はWebマーケターと言われる人がどんな仕事をしているかの例です。
- Webサイト制作
- SEO(検索エンジン最適化)
- LPO(ランディングページ最適化)
- FEO(エントリーフォーム最適化)
- 広告運用
- SNS運用
- メルマガ運用
- データ分析
たくさんあるなと思ったかもしれませんが、すべて1人でこなすわけではありません。
職種ごとのプロフェッショナルになったり、業務を兼任したりするイメージです。
この記事では目的に合わせた学習方法をお伝えしていきますが、上記の職種に合わせると細かすぎるため、職種を以下のようにざっくりとまとめたうえでお話していきます。
- SEO
- SNS運用
- 広告運用
目的別のWebマーケティングの独学方法

ここからは、以下の目的別に合わせて勉強方法をお伝えしていきます。
※目的別の項目へはタップで移動できます
マーケティングの考え方やWebマーケティングの全体感を知る方法
「マーケティングに興味あるけど、なにから手をつけたらいいか分からない」という方には以下の2冊の本をオススメしています。
- USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
- 沈黙のWebマーケティング
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
窮地にUSJをV字回復させた日本を代表するマーケター、森岡毅さんの本です。
「入門」とあるように、初心者の方へ向けて「マーケティングの考え方」をとても分かりやすく書かれていますので、ぜひ読んでみてください。
沈黙のWebマーケティング
Webマーケティング会社から実用入門書として書かれた本です。
厚みのある本ですが、漫画のような会話形式で話が進むのでとても読みやすく、また内容も充実しています。
いつでも手に取れるようにボクは書籍で購入しましたが、株式会社ウェブライダーさんのHPでは無料で公開しているので、公式サイトで読むことも可能です。
SEOを独学する方法
SEOを独学で勉強する場合には、本で知識をつけて、実際に手を動かすことをオススメします。
- 沈黙のWebライティングを読む
- ブログを始める
沈黙のWebライティング
SEOに触れてみたいという場合にオススメなのが、沈黙のWebライティングです。
上記で紹介した「沈黙シリーズ」で、SEO向けの内容となっています。
「沈黙のWebマーケティング」同様に、漫画のような会話形式で読みやすくなっていてライティングで意識したほうがいいことが書かれています。
ベストセラーとなっており、SEOに興味がある場合には必読の1冊です。
ブログを書く
何をするにも実際に体感することが一番勉強になります。
なので、SEOを学びたい場合はブログを始めるのがオススメです。
ブログの場合は「読者がどんな記事・コンテンツを求めているのか」を考える必要があり、読まれるブログになるために頭を使うことがそのままWebマーケティングを学ぶことに繋がります。
ブログの内容に関しては基本的に何でも大丈夫です。
- 資格の勉強方法
- 彼氏の作り方
- 魚料理のレシピブログ
しかし、YMYL(Your Money or Your Life)領域と言われる分野に関しては、個人で作成するコンテンツとしては検索結果への表示が難しいため避ける方が無難と言われています。
正確性や信憑性に欠けるサイトが上位表示されることで、人の生活や人生に悪い影響を与えないようにするためです。
- 医療・健康に関するサイト
- 金融・保険に関するサイト
- 法律に関するサイト
SEOに興味がある場合は、まずはYMYL領域以外でブログを書いてみましょう!
読まれていることが実感できると、マーケティングの勉強がどんどん楽しくなりますよ(#^^#)
SNS運用を独学する方法
SNS運用に関しても、SEOの独学と同様、本やnoteで学んだら実際に手を動かすことをオススメします。
そら自身がいま取り組んでいる領域のため詳細はお伝えできないのですが、Twitterのフォロワー数を増やす方法は以下の2記事を参考にしています。
マナブログさん:Twitterでフォロワーを増やす方法【失敗する理由は超簡単です】
Tsuzuki Blogさん:Twitterのフォロワーを増やすコツ7つ【フォロワー4万人の僕が解説】
SNS運用をこれから始める方は一緒に頑張りましょう!
広告運用を独学する方法
広告運用は勉強することが多いため、動画やWebサービスを活用しましょう。
以下がオススメのツールです。
- 本:リスティング広告のやさしい教科書。
- 動画サービス①:ジッセン
- 動画サービス②:デジマナ
- Webサービス:Googleスキルショップ
- 学習にオススメの広告媒体:Google広告
それぞれ説明していきます。
リスティング広告のやさしい教科書
広告運用の基本であるリスティングについて学べる本です。
初めて勉強する方にも分かりやすく書かれていて、ボク自身もスクールで勉強するときには活用していました。
アカウント設計〜入稿〜運用改善の考え方まで学べる本です。
ジッセン
ジッセンでは、Webマーケティングの基礎やWeb広告の仕組みや特徴、操作方法について学ぶことができます。
月額4,980円とやや高めのサービスですが、内容は充実していますし、スマホで見られるのでどこでも勉強が可能です。
また初めて勉強する場合はGoogle広告をオススメしていますが、ジッセンでは他の広告媒体の特徴や運用方法についても紹介しているので、他の広告媒体の特徴を知ることもできます。
この動画サービスはそら自身が通っていたWebマーケティングスクールで基礎を勉強するときに活用していましたね。
実務を始めてからも、基本に立ち返りたいときは1ヶ月だけ再登録して復習に活用しています。
デジマナ
ジッセンと同じように、デジマナもWebマーケティングの基礎を学べる動画サービスです。
転職した先の会社で一時的に使用していましたが、内容も金額的にもあまり変わりません。
単純に動画の見やすさという点では、ジッセンの方がボクは気に入っています。
Googleスキルショップ
Googleスキルショップは、Googleが無料で行っているサービスの1つで、Google広告について勉強することができます。
学習後には理解度チェックがあり、合格すると履歴書に書ける認定資格が取得可能です。
一定数以上の資格保持者がいることで代理店がGoogle認定のパートナーになれるため、転職した会社では全員が認定資格を取得していました。
ボク自身も個人で取得している資格です。
学習にオススメの広告媒体
勉強する広告媒体については、初めて勉強する場合はGoogle広告について勉強するのをオススメします。
クセがなく、基本的な機能が整っているため、他の広告媒体にも考え方を応用しやすいからです。
今後、Yahoo広告やFacebook広告について勉強を行う場合でも、

Google広告で言うところの〇〇の機能だ!
というように置き換えて考えられるようになります。
広告運用を学ぶ詳しい方法については『広告運用の基礎を学ぶには?オススメの動画学習サイトや勉強方法を紹介!』でも紹介しているので、参考にしてださい。

独学だけでWebマーケティング業界に転職できる?

結論から言うと、未経験者でも独学だけでWebマーケティング業界へ転職することはできます。
しかし、実績と職種によって転職の難易度は異なるので注意が必要です。
以下で表にまとめてみました。
必要期間 | 必要な実績 | 独学での転職 | |
SEOコンサル | 3ヶ月- | 1万PV | ○ |
広告運用コンサル | 3-4ヶ月 | なくても可 認定資格があると尚可 | △ |
SEOコンサルへ転職をする場合
SEOコンサルへ転職を考える場合には、ある程度のPV数が実績があるといいですね。
気になる点としては、実績がブログに反映されるまで時間がかかることです。
SEOは記事を書いてから成果が反映されるまでに3ヶ月から半年かかると言われているのですが、これはセンスがある場合や、既にWeb業界で何らかを経験していた場合になると思います。
初心者がゼロから始めた場合はもう少しかかる可能性もあるかと。。
ボクも転職前にブログは書いていましたが、3ヶ月では1000pvにも到達させられませんでした。。
個人的には、副業で行っていたブログで稼げるようになった方がWebマーケティングに興味を持って転職しているようにも感じています。
広告運用コンサルへ転職をする場合
広告運用コンサルへの転職は、独学だけだと正直に言って難しいです。
理由は独学では実績を作りにくく、正しい知識を身に付けているかを証明しにくいからです。
広告運用はクライアントの広告費を運用する仕事なので、自分で商品・サービスを持っていない場合は運用ができません。
仮に運用する機会をえられても、ちょっとしたミスで大きな損失を作り、最悪は賠償問題に発展するケースもあります。
とはいえ、広告運用コンサルは悪いことだけではありません。
実績がなくても一定以上のスキルを身につければ最短3-4ヶ月ほどで転職することができます。

スキルを身につけるためにスクールへ通う必要はありますが、そら自身もWebマーケティングスクールでスキルを身につけたおかけで広告運用コンサルとして転職できました。
もしあなたがWebマーケティングへの転職を強く希望する場合や、早くスキルをつけて業界に参入したい場合は、スクールの活用も視野に入れて活動してみてください。
Webマーケティングスクールについては、『広告運用を学べるオススメWebマーケティングスクール4選!転職保証付きのスクールも!』の記事で紹介しています。

まとめ
この記事では、Webマーケティングを独学で学ぶ方法を紹介してきました。
基本的には本や動画といった座学に加え、実際に手を動かしてみることでスキルを付けられます。
手を動かすなかで成果を出すために試行錯誤することが、そのままWebマーケティングにつながるからです。
そら自身も広告運用以外のスキルを伸ばすために、実際にいろいろと手を動かしているところですので、Webマーケティングに興味のある方はぜひ一緒に実践していきましょう!
ここまでお読みいただきありがとうございました。