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「転職活動は自分を商品としたマーケティング活動」
このように言われていて、ボク自身も転職活動をするときには「Webマーケティング同じだ。。」と感じていました。

書類選考が”インプレッション”で面接に進む割合が”CTR(クリック率)”に当たるから、通過率を高めるには興味を持たれる志望動機が必要だ!
という感じです。
とはいえ、どんな志望動機を書いたら企業が魅力を興味をもってくれるかは分かりにくいもの。。
そこでこの記事では、
- 志望動機ってどんなことを書いたらいいの?
- 書くときの考えるヒントになるものはないかな。。
といった疑問・悩みに対し、未経験からWeb広告代理店へ転職したそらがお答えします。
- 高卒
- 元自衛隊(6年3ヶ月勤務)
- Webマーケティング歴:1年4ヶ月(広告運用コンサル)
具体的には、以下のポイントについてお話していきます。
- 志望動機を用意するときに考えること
- 実際に志望動機を書くときのポイント
- 求人を想定して考えた志望動機の例
- 転職エージェントの活用について
この記事を読むことで、Webマーケティング会社が求めていることや対策について知ることができるので、ぜひご一読ください!
もくじ
志望動機を用意するときに考えること
志望動機について考えることは2つだけです。
- Webマーケティング業界へ転職したい目的
- 採用する企業の目線に立つこと
詳しく説明していきます。
Webマーケティング業界へ転職したい目的を明確にしよう
目的が明確になっていることのメリットは、あなたが取るべき行動や手段がわかること。
Webマーケティングを通して「何をしたいのか」「どうなりたいのか」を言語化しておくことで、あなた自身の方向性に迷ったときにも初心へ帰ることができます。
ボクの場合は、
- 場所を選ばずに
- パソコン1台で仕事ができ
- 発信にもつながるスキルを付けていきたい
という目的があったので、Webマーケティングが最適でした。
なんとなくWebマーケティング業界に惹かれる理由があると思うのですが、ここで一旦、あなたが「Webマーケティングを通じてどうなりたいか」を考えてみてください。
採用する企業の目線に立つこと
Webマーケティングで必要になってくるのは“ユーザー視点”ですが、転職活動においてもユーザー視点を考えてみましょう。
なぜかと言うと、ユーザーが求めること、つまり“採用担当者が未経験者に求めること”を理解していなければ、どんなにアピールをしても興味を持ってもらえません。
では未経験に求められているのかというと、基本的には以下の2つです。
- Webマーケティングに対する意欲があるか
- 自分から学びに対して主体的に動けるか
未経験者に対してそこまで高いスキルは求めていないので、背伸びをしたアピールをするよりも、これまでやってきたことを具体的に伝えることに意識を持ちましょう。
志望動機を書くときのポイント

実際に書くときには、以下の3点に気をつけるといいですね。
- 読みやすい文章の構成にする
- 実績がある場合は数字を用いる
- 会社を志望する理由を具体的に書く
- ウソを書かない
それぞれ解説していきます。
文章の構成を考える
文章の書き方はPREPという構成をオススメします。
理由としては、PREPを意識することでまとまりのある伝わりやすい文章になるからです。
PREPというのは、以下のことです。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(例・事例)
- Point(まとめ・ポイントを繰り返す)
この「文章の構成を考える」という項目も、PREPを意識して書いています。
せっかく志望動機を書いても、伝わらなければ意味はありません。
読みやすい構成を意識して、想いが伝わりやすい志望動機を書きましょう。
実績は数字を用いる
実績に数字を使うのは、より具体的な情報として伝えるためです。
たとえば、月間5000PVのブログを運営している場合、AとBではどちらの方が興味を持たれるでしょうか。
A:個人でブログを運営しています。
B:月間5,000PVの個人ブログを2019年8月から運営しています。
Bの方がより専門的ですし、実績も伝わりやすいですよね。
ある程度の実績を作れている場合は、数字を使うようにしましょう。
実績がない場合でも、悲観的になる必要はありません。
個人でも取り組めることはありますので、『目的別に学ぶWebマーケティングの独学方法5選!未経験者でも可能です』の記事を参考にしてみてください。
目的別に学ぶWebマーケティングの独学方法5選!未経験者でも可能です
会社を志望する理由を具体的に書く
採用担当者が気になるのは、
- なぜうちの会社を選んだのか?
- うちの会社でなければいけない理由はあるのか
という部分です。
企業によってHPの内容だけでは何が「会社の売り」なのか分かりにくい場合も。。
そういったときには、人や発信している内容に焦点をあててみると、ヒントが見つかることもあります。
具体的には、
- 働いている社長や社員さんの実績
- 気になった特定の記事
- イベントなどの対談で話していたこと
- セミナーで話して内容
などなど。
企業のHPに書いていないことにも関心を持つ意識をすると、志望動機も考えやすくなります。
ウソを書かない
当たり前のことですが、ウソは絶対に書いていけません。
実績を過度にアピールしても、発信している内容を見たら本当のことを言っているのかどうかは分かります。
また、仮に会社に入れたとしても、気持ち的には働きづらいだけです。
実績がないのであれば、ブログを書いたりSNSで発信したり、興味のあるところから実際に手を動かしてみましょう。
スクールで身につけたスキルを実績とするのも1つの手段です。
スクールについては『広告運用を学べるオススメWebマーケティングスクール4選!転職保証付きのスクールも!』で解説しています。
【転職保証付きアリ】広告運用を学べるオススメWebマーケティングスクール4選!
求人を想定して考えた志望動機の例
ここからは、募集企業を想定して考えた志望動機の例を紹介します。
また広告運用の例に関しては、ボクが転職したときに実際に使用した文章ですので、参考にしてみてください。
志望動機の例①:メディア運用
仕事内容:ECサイト立ち上げ・運営・Web企画
従業員数:200名ほど
設立:13年
ユーザーに喜ばれるようなコンテンツを作れるようになりたいと思い、志望いたしました。
メディア運営に興味を持ったのは、ブログを始めたことの運営を始めたのがきっかけです。
始めたばかりの頃はPV数が少なかったですが、検索意図を意識した文章を書くようになってからは検索上位に表示されるようにもなり、現在は月間5000PVほどまで成長させられました。
貴社を志望する理由は、貴社が作成している〇〇という記事の〇〇な点に魅力を感じ、自分自身でもコンテンツを作成できるようになりたいからです。
今後は独学で学んだことに加え、よ「専門的なスキルを身につけ、人を集められるようなコンテンツを作りたいと考えています。
広告運用
仕事内容:Webマーケティング/広告運用全般
従業員数:30名ほど
設立:5年
特徴:社長が前職で国内トップセールス
Webマーケティング業界には、Web制作の勉強をしていく過程で興味を持ちました。
Webマーケティングスクールでリスティング広告を勉強させて頂いてますが、広告運用ではユーザー目線になり「ユーザーが求める答えはどんなことか」を考えることが楽しいと感じております。
貴社を志望する理由は、広告運用のスキルだけでなく、国内最大規模の会社で営業成績を残されている方の考え方も学ぶことができると思ったからです。
今後さらに知識やスキルを深めていき、クライアントとユーザーの問題解決をサポートできるようになりたいと考えています。
SNS運用
仕事内容:SNSを活用したPR・企画営業
従業員数:10名ほど
設立:3年
Instagramでフォロワーを増やす過程で、SNS運用という仕事に興味を持ち志望いたしました。
単純にかわいいモノやキレイなものを発信するだけではなく、フォロワーを伸ばすために試行錯誤することが楽しいと感じたからです。
実際、〇〇なことを意識して投稿を継続し、フォロワーを1.2万人まで増やすことができました。
貴社を志望する理由は、SNS運用セミナーで〇〇さんがお話をされていたSNSに対する考え方に共感をしたからです。
今後はよりSNSの専門知識を深めつつ、クライアントとユーザーを繋げられるようなマーケターなりたいと思っています。
転職エージェントの活用も視野に入れてみよう
もしあなたが1人で転職活動をしようとしているなら、転職エージェントの活用も合わせて考えることをオススメしています。
理由としては、転職に関するサポートを受けることができるからです。
例として、以下のようなメリットがあります。
- 履歴書・職務経歴書の添削をしてくれる
- 面接対策(最近はWeb面談の対策もしてくれます)
- エージェント経由で紹介されている案件がある
ボク自身も転職エージェントのサポートを受けて、Webマーケティング業界へと転職しました。
以下は過去に使ったことがあるエージェントの例です。
個人的にはtypeのエージェントの方が広告運用求人をよく提案してくれて、実際の転職にも繋がったので好印象でした。
内定後は給与の交渉をしてくれたり、面接で確認し忘れたことも確認してくれたりとバックアップが充実していますし、アルバイトの場合でも時給交渉をしてくれます。
周りに相談できる人が少ない場合や、客観的な意見が欲しいときなど、1つの手段として考えておくとよいかと思います。
まとめ
ここまで、以下のことについてお話してきました。
- 志望動機を用意するときに考えること
- 実際に志望動機を書くときのポイント
- 求人を想定して考えた志望動機の例
- 転職エージェントの活用について
書類選考を通過しないと面接や内定にも繋がりません。
この記事で紹介した内容をもとに、まずは興味を持ってもらえるような志望動機を作成してみてください。
また、第二新卒の方が志望動機で意識すべきことについては、こちらの記事も参考になるかと思います。
3年目のベンチャー転職様
【例文あり】面接官に刺さる!第二新卒のための受かる志望動機のつくり方
ここまでご覧いただきありがとうございました。