「広告運用は稼げるし、在宅でも働けて副業向き」
こんなことが言われており、ボクも同感です。
とはいえ、広告運用と言われてもどんな仕事なのか、イメージしにくいかと思います。
ボク自身、初めて広告運用を知ったときは「リスティング?PPC?初めて聞く用語なんだけど?」と疑問だらけでした。
そこでこの記事では、
- 広告運用ってどんな仕事?
- 広告運用ができるメリットってなに?
- どうやったら広告運用コンサルになれるの?
といった疑問に対して、現役広告運用コンサルをしているボクががお答えしていきます。
- 高卒
- 元自衛隊(6年3ヶ月勤務)
- Webマーケティング歴:1年4ヶ月(広告運用コンサル)
具体的には、以下のポイントについてお話していきます。
- 広告運用ってどんな仕事?
- 広告運用コンサルの魅力とメリット
- 広告運用コンサルのやりがい
- 広告運用の将来性
- 広告運用コンサルになる方法
この記事を読むと、広告運用がどんな仕事なのか知ることができるので、Webマーケティングに興味のある方はぜひご一読ください!
もくじ
広告運用とは
広告運用とは、Web広告を運用する仕事のことです。
GoogleやYahooで何かを調べたときに以下のような広告を見たことはありませんか?
Google検索広告の例

こちらはリスティング広告と言われる広告の例ですが、Web広告には大きく3種類(リスティング広告・ディスプレイ広告・SNS広告)あります。
広告の種類 | 広告媒体 |
リスティング広告 (検索連動型広告) | Google検索広告 Yahooスポンサードサーチ |
ディスプレイ広告 | GDN (Googleディスプレイネットワーク) YDN (Yahooディスプレイネットワーク) |
SNS広告 | Facebook LINE |
もう少し詳しい説明についてはあとで説明していくのですが、FacebookやTwitter、LINEも、広告運用でよく使う媒体です。
上記のような広告媒体を用いて、
- いつ、どこで(どの広告媒体で)、誰に広告を表示させるか
- 表示した広告の効果はあったのか
- 広告の効果を高めるにはどのように改善をしていったら良いか
を考えるのがWebマーケティングのなかでも広告運用の仕事です。
ここからは広告媒体についてもう少し詳しく、例を用いて紹介しています。
リスティング広告
検索連動型広告やPPC広告とも言われています。
なにかを調べるときには検索をすると思うのですが、そのときに検索結果で”広告”と表示されているテキスト形式の広告です。
Googleの例


Yahooの例


ディスプレイ広告
ディスプレイ広告の代表的な例としては、GoogleやYahooのパートナー企業のサイトへ配信されている広告で、Webサイトや記事などを読んでいると、表示されていることがあるかと思います。
GDNの例


YDNの例


SNS広告
FacebookやTwitter、LINEのタイムラインで商品やサービスの広告が表示されているのを見かけたことはないでしょうか?
SNSはアプリごとにユーザー層が違うため、同じ広告用の画像でもTwitterとFacebookでは得られる反応が違うこともあります。
ユーザー層に合わせて、どのSNSを使うか、どのように伝えるかを考えるのも広告運用の仕事です。


LINE

広告運用コンサルの魅力とメリット
広告運用の仕事について、なんとなく知っていただけたでしょうか?
ここからは、広告運用コンサルの魅力やメリットについて紹介していきます。
具体的には3つです。
- 在宅でも仕事ができる
- 収入が高い傾向にある
- 副業・複業しやすい&独立しやすい
それぞれ説明していきます。
在宅で働くが可能
基本的にパソコン1台で仕事ができるため、場所を選びません。
在宅も可能でも働けますし、世界を旅しながらということも可能なので、働き方はエンジニアと近いですね。
2020年3月からのコロナ状況下では、1年以上ほぼ在宅で働いています。
収入が高い傾向にある
広告運用コンサルの収入は比較的高い傾向にあります。
理由としては、Web広告を配信したい企業の需要に対し、広告運用スキルを持っているWebマーケティング人材の供給が追いついていないからです。
ボク自身、25歳未経験で転職をしましたが、転職先では30万円ほどいただいていました。
スクールで広告運用の基礎を勉強していたことが加味されているのだと思いますが、未経験に対して30万円も払われると思っていなかったのでかなり驚きました。
ボクの周りでは広告運用で月収100万円以上を稼いでいる方もいるので、スキルを磨いていけば、収入アップを目指せると感じています。
また広告運用者としての価値もですが、広告運用スキルはWeb制作やWebデザインなどのWeb系スキルとも相性が良いため、スキルを掛け合わせて希少価値をさらに上げていくことも可能です。
副業・複業がしやすい&独立しやすい
実務を半年ほど経験すれば、個人で請け負うには十分な広告運用スキルを身につけられるので、案件を獲得できれば副業で稼ぐこともできます。
また得られるWebマーケティングスキルや考え方をブログやアフィリエイト、SNS運用と掛け合わせて、広告運用以外の副業にも活かすことも可能です。
個人の活動を広げて、フリーランスとして仕事をしている方や起業している方もいますし、ボク自身も副業で月に30万円ほどの広告費を運用させていただいています。
広告運用コンサルのやりがい
広告運用のやりがいは、自分が考えた施策によって、クライアントの商材がユーザーに届いたときに感じています。
自分が関わった商品が売れたり、使われたりするとやはり嬉しいです。
また広告運用という仕事は、「ユーザーに商品・サービスを届けたい」という目的に向かってクライアントと一緒に取り組みます。
うまくいったときには、1つのチームとして成果を分かち合えることもやりがいですね。
広告運用の将来性は?
広告運用は将来性のある業界と言えます。
スマートフォンが普及したことで、これまで使われていた広告費がテレビメディアからインターネットへと移ってきているからです。
2019年には“インターネット広告費がテレビメディア広告費を抜いた”と電通の発表もあります。
今後もインターネット広告の需要の高まりに合わせてWeb広告の知識を持った人材は重宝されると考えられます。
広告運用コンサルになる方法
すでにWeb系の企業で働いているのであれば部署異動によってマーケティング部を目指す方法もありますが、未経験の場合はまず広告運用スキルを身につける必要があります。
企業側からしても、イチから教えるというよりは少しでも広告運用を知っている人の方が採用しやすいからです。
そのためにも、広告運用スキルについては勉強して身に付けておくことをオススメします。
身につけるスキルについては大きく3つです。
- 基礎的なマーケティング知識
- 広告媒体についての知識
- 分析・運用改善スキル
上記を学ぼうと思うとボリュームが多いため、働きながら勉強する場合は3-4ヶ月かかります。
仕事をしながら勉強をしていたというのあるので、集中して学べる環境を整えられる場合は、もっと短い期間でスキルを身に付けることもできます。
スキルの詳細については『広告運用に必要なのはどんなスキル?勉強するメリットは?』の記事でも紹介しているので是非ご一読ください。
また、ボク自身が未経験から転職したときに行ったことは『未経験者が4ヶ月でWebマーケティング業界へ転職するためにやったこ』の記事で紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
まとめ
この記事では、以下のことについて紹介してきました。
- 広告運用とは
- 広告運用コンサルの魅力
- 広告運用コンサルのやりがい
- 広告運用の成長性
- 広告運用コンサルになる方法
あまり知られていない職種かもしれませんが、この記事をきっかけに少しでも興味をもっていただけたら嬉しいです。
もし、広告運用への転職について知りたいことがありましたら、お問い合わせやツイッターのDMでもご連絡をお待ちしています。
ここまでご覧いただきありがとうございました。